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その後の彼ら彼女らの事情-村雨編-

なんか受信したので書き連ねてみる。

続き

村雨綾:

ザキたんにくっついて世界漫遊。
高いところから現れるときに、どこからともなくスポットライトで照らしたり、決めポーズをとったときにガラスのシャワーを降らしたり、鳩を一斉に飛び立たせたりしてスタイリッシュに演出する仕事。
そんなある日世界ニンジャ戦が勃発し、ブラジリアン忍術の使い手として参加する。華麗なドイツの三色忍者、極寒のシベリア仕込みの忍術の使い手。コメリカの正義の白ニンジャなどを連覇し、結構いいとこに食い込んだりとかするも、忍術で発電し、リニアモーターカーを走らせる競技において、線路上にいた子犬を助ける為に列車を止めて失格。
その際言われた言葉「あーあ、これで一生テリーマン確定か…」にショックを受け、半日不貞寝する。
ヒノモトを裏から支配する組織による異能兵士計画、通称PTA計画(ナントカテリブルアーミーとかそんなの)を阻止するべく暗躍。特別カリキュラムで“調整”された教化人間相手に苦戦を強いられる村雨。アルカトラズ生活指導室に幽閉され、再生の塔で拷問受けたグリフィスみたくボロボロにされるが、蜂起した学生、卒業生らの手により開放される。明朝には完全復活。実に節操が無い。
内乱と言ってもいい規模の激しい戦いの中、多くの犠牲を出して敵の首魁──黒幕に辿り着く。
戦いの果てに「これはあたしの分!これもあたしの分!これも!これも!これも!これも!(中略)最後は────最後もこのあたしの怒りだぁーっ!!」と敵の首魁を165分割にして生ごみに出して終了。

その後一旦抗争実習は廃止され、騒動が忘れ去られた頃「昔はよかった」と回顧する人の手で「黒幕」や「裏」や「含み」のない抗争実習が再度カリキュラムに組み込まれるのかも。
でも、やっぱり「裏で何か思惑があるのに違いない」とかって思う人は居て、いろいろ噂が囁かれるのだろう。時代は繰り返す。

40歳の頃、緋騨(ひだ)山中に驟雨館学園高校を創設し、忍法・忍術カリキュラムの一貫教育を行う。外見は16歳の頃から変化無し。
驟雨館の創立100周年に、理事長を勇退。壇上での「寄る年波には勝てませんから」に「「「「嘘つけ!!」」」」と総突っ込みが入る。

十七代目果心居士(果心大姉?)を襲名。宇宙ニンジャと技術交流の為、ヴァルタン星に旅立つ。──以後、消息不明。

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