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野本黄櫻ができるまで(後編)

さて、魔法と言ってもイッパイアッテナ。

エロイムエッサイムにドーマ・キサ・ラムーン、臨兵闘者皆陣裂在前、とくる。
符呪師のヒョウさんみたいな、アウトサイダーな術師が頭に浮かぶ──が、それじゃあまりに“術師”に偏りすぎる。

格好よすぎてはならない。動かし辛くなる。

そして、次に頭をよぎったのは伊藤妖火堂。
知ってる人も少ないだろうが「悪がよぶ!」の黒く長い髪、ダークスーツにサングラスのクールな二枚目キャラ。魔王後継者候補の一人で、黒魔術の使い手。
あの格好よさと三枚目のブレンド具合は実に良い塩梅であった。
格好よく決めても魔法の呪文は“ピンプル・パンプル・パムポップン”,“テクニク・テクニカ・シャランラー”なのである。
※効果はちゃんと雷撃とか爆炎とかだが。

魔法少女+アウトロー。
運命の邂逅である。(大袈裟)

ここで一旦意識が冷静に。
「姐系キャラ+魔法少女でもいいんじゃね…?」

悩む。
凄く悩む。

でも、それっぽいキャラは既出な気がして断念す。
しかし、そのときに思い描いた名前“さくら”が最後の肉付けを果たすのである。

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