月光の影
我々が地球連合軍の月面基地ルナベース6から脱走しようとすると、追跡部隊が行く手に立ち塞がった。
部下の命を守る為には、戦うしかないと判断した。
地球連合軍の部隊は輸送艦1隻、2機の戦闘機と偵察機、補給機などで構成されているようだ。それほど大きな戦力ではない。
おそらく我々を追跡するために急遽発進したのだろう。
私は部下に戦闘準備の命令を出した。
このページは学戦参加者、望月一角とそのキャラに関する駄文や感想を書き連ねた闘いの記録である……かもしんない。
我々が地球連合軍の月面基地ルナベース6から脱走しようとすると、追跡部隊が行く手に立ち塞がった。
部下の命を守る為には、戦うしかないと判断した。
地球連合軍の部隊は輸送艦1隻、2機の戦闘機と偵察機、補給機などで構成されているようだ。それほど大きな戦力ではない。
おそらく我々を追跡するために急遽発進したのだろう。
私は部下に戦闘準備の命令を出した。
私と部下は、地球連合軍月面基地であるルナベース6の一室にいた
ここで私たちの軍法会議が行われた。
命令に背き、バイド兵器廃絶を訴える市民団体への攻撃を拒否したためだ。
会議の議長が何故命令に従わなかったのかと訊いてきた。私はこう答えた。
『民主主義の軍隊は、民衆を護るべき立場にある筈です。
自国民に銃を向けるなど、たとえ抗命罪に問われようと従う事はできません。自分の行いに後悔などしておりません。
今、この場に立っているのは、寧ろ非人道的な命令を発した上官であるべきだと思うのですけれど?』
私と部下は、命令違反の罪で有罪となり、処刑を言い渡された。
内心、訓戒程度では済まないとは思っていた。更迭、降格までは覚悟していたが、処刑と聞いて耳を疑った。
──少し言い過ぎたか。否、処刑になるのであれば、もう少し言っておくべきだった。
私たちは、月面の別のクレーターにある収容所に護送されることとなった。
しかし護送中、部下達が呼応して警備兵に襲い掛かり、乗っていた月面走行車両を乗っ取った。
そのまま宇宙港に向かい、発信準備をしている輸送艦を見つけた。
私は部下に輸送機に隠れるよう命じたが、事態が好転しないと悟り、輸送機と艦載機数機を奪って基地から脱走した。
不本意ながら、我々は逃亡の旅をすることとなった。今後はその足跡を残すため、航海日誌を残すこととする。
M.C.0074,10,29
元特別連隊隊長
真銀堂 透流 大佐
──かつて地球は滅亡の危機に瀕していた
宇宙の彼方から現れた未知の存在によって
生き延びるために人類は、悪魔の兵器を手に入れた
人々は、悪魔の兵器を駆使して
滅亡の危機から脱した
……はずだった。
そして…悪魔を討つための兵器を使い、人類同士の戦いが始まった。
戦いは今この瞬間も続いている
少女は星空を見上げ、尋ねる
『誰がこの戦いを終わらせてくれるの?』
──星々は何も答えてはくれなかった…。